空気感染しない新型コロナウイルス対策にマスクと換気をする話(着地失敗)
こんにちは。
未だに新型コロナウイルスは生活を多少なりとも圧迫していますね。
自粛ムードも完全払拭まで時間がかかりそうです。
そんな中で、対策は色々出そろった感があります。
弊社の役職たちにはマスクと換気が人気です。
そもそも新型コロナウイルス対策が必要なのか、人によって意見が分かれるところですが、マスクと換気を何のために実施するのか知ってやっているのか、知らずに周りに流されてやっているのかで、大きく違ってくると思います。
空気感染をしないと言われている新型コロナウイルスですが、どうやらこの2つは効果があるみたいです。
時間がない方のために、目次を読めばギリギリ理解できるようにしています。
マスクの繊維をすり抜けてしまうほど新型コロナは小さいので、意味がない説
ノーマスクの人の弁解だと、「目の細かいマスクでも繊維を通過してしまうので新型コロナウイルスにマスクは効果がない」と言うのを聞いたことがあります。
吐き出し側…飛沫がマスクにキャッチされるから効果がある
確かに新型コロナウイルスはマスクの繊維を通過してしまうようですが、そもそも会話やクシャミで飛散する新型コロナウイルスは飛沫状であって、それがマスクにキャッチされるなら効果があると言えます。
これすなわち、布マスクでも効果が見込めるということです。
吸い込み側…顔周りの湿度が保たれるので効果がある
では吸い込み側ではどうでしょうか。
空気感染しないといわれている新型コロナウイルスなので、空気中の新型コロナウイルス単体で漂っているものを吸い込んでも発症しないと言われています。
ですが、新型コロナウイルスは空気中に感染力があるとされる形で漂っています。それが「エアロゾル」という、とても小さな飛沫です。
なので、マスクの繊維がエアロゾルを捉えられるかどうかが論点になりそうですが、実は我々一般人が日常的に使用されているようなマスクの形状では、上下左右からの空気の流入が主になり、マスクの生地を通る空気というのは微々たるものです。
試しに、上下左右を手で塞いで呼吸してもらえると分かりますが、苦しくて四六時中の着用はかなり厳しめです。
なので、効果がないと言いたいところですが、顔周りの湿度が保たれることでウイルスの侵入を防ぐことができると言われています。
余談:アベノマスクの功績は布マスクを布教したこと?
アベノマスクは色々言われており、コストパフォーマンスに見合った政策だったかはともかく、多少の功績も認められています。
1つは布マスクの認識を改めたことでしょう。
配布自体は少々遅く、布マスク着用派の方の大半が、アベノマスクが届く前に自前で布マスクを購入しているでしょうが、アベノマスク騒動で布マスクの効果が議論されたことにより購入を決めた方も多いと思います。
アベノマスク政策自体が成功だったか失敗だったかは触れないでおきます。
換気もエアロゾル感染予防に効果がある
で記述した通り、エアロゾルというものの排除に効果的です。
ヒトより排出された飛沫は最長で3時間程度、エアロゾル状態の感染力を持った状態で浮遊するので、これを換気しましょうということです。
まとめと、マスクのもうひとつの効果
あくまで「新型」コロナウイルスなので、分かっていないことも多いのが現状ですが、上記の理由から、「マスク」と「換気」は効果があると考えられています。
最後にマスクのもうひとつの効果をお伝えしますと、「モラル」を守っていると認識してもらえることです。
マスクに効果あるかどうかは別にして、マスクをしていない人はモラルがないと思われることがあります。
自粛警察のような方に攻撃を受けてしまうことがあるのです。
結局、社会の動向に合わせた、「我が社は新型コロナウイルス対策を実施しています」のポーズや、「私は身の回りの人を思いやっています」のポーズや建前が大切なのかもしれません。(着地失敗)