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プログラムに興味なくても分かる「ボーイスカウトルール」(と「空き巣ルール」)

こんにちは。

今回はプログラミング(以後PG)の話ですが、PGに興味ない方にも分かるように書いていきます。

PGには「ボーイスカウトルール」というものがあります。

PG以外にも応用できる概念だと思います。

ボーイスカウト

ボーイスカウト

ボーイスカウトルール」とは、「飛ぶ鳥跡を濁さず」

PGの考え方に「ボーイスカウトルール」というものが存在します。

 

ボーイスカウトはキャンプをした後に、「来た時よりも美しくして帰る」そうです。
『♪木の まわりにゃ お花見客の 夢の後かよ ごみの山』(お花見メレンゲ/大瀧詠一)と歌があるように、イベントがあるとゴミが散乱しますが、自分のゴミは勿論、最初からあったゴミなんかもきれいにして、「来た時よりも美しく」して帰りましょう、と言うことです。

 

PGはソースコードという、ある意味文章に近いものを書きます。

修正なんかも考慮すると、基本的には複数人で書き上げます。

 

少々無理があっても、これを複数人で編集しているブログ記事に例えます。

例えば、Aさんが書いた記事を、Bさんが加筆・修正するとき、Aさんが書いた部分であっても、誤字脱字あるいは相応しくない表現は「Bさんが修正しましょう」ということです。長すぎる章があれば、分割も必要かもしれませんね。

 

これがPGにおける、「ボーイスカウトルール」です。

 

尤も、Aさんが修正可能な状況なら修正依頼をする選択肢もあります。明らかな誤字脱字でなければ、筆者の意図を訊いて尊重すべき場合もありますからね。また、闇雲に責めてはいけませんが、本人がミスに気付くよう振る舞うのも大切かと思います。 

 

「空き巣ルール」とは、「飛ぶ鳥だから跡を濁しても構わない」

どろぼう

どろぼう

「空き巣ルール」とは、「ボーイスカウトルール」の反対で、現場を荒らして金品をかっぱらってそのままトンズラすることに例えた言葉です。

 

今考えたので、ワードチョイスがかなり微妙です。

 

「お花見ルール」や「BBQルール」や「お祭りルール」にしようかとも思いましたが、綺麗に後始末して帰る人もいますからね。(尤も現場を荒らさない空き巣もいるでしょうが。)

 

とにかく、ブログ記事(ソースコード)を適当に体裁だけ整えて、そのまま時効まで逃げ切る人が居るのです。時効というのは、「納期」がどんどん迫ってきて、「もう修正してる時間ないしこのまま行こう(死)」と上の人がネガティブなGOサインを出すまでです。(プラスでもマイナスでも、方向が違うだけで、パワーは同じなんだな、と思うことがあります)

そうなれば、少ない労力で工賃のみを獲得できます。Aさんが「空き巣」なら、その尻ぬぐいが次の「ボーイスカウト」(Bさん)に来る訳です。

おかしいかもしれませんが、上の人がGOを出した時点で、Aさんは仕事を完遂したのです。インセンティブが無い職場ならこれと鋼メンタルで勝てます。

直せばよいのですが、「ボーイスカウト」の時間も有限ですからね。直したいのは山々ですけどね。 

 

ただ、簡単に「空き巣」できるのも問題です

とはいっても、セキュリティ甘々で簡単に「空き巣」できるのも考え物です。

悪いことをする人が悪いのですが、上記のお話はあくまで会社での出来事ですし、会社ならもう少しセキュリティ強化(プルリクとか)してもいいんでは?と思ってしまいますが、「そうじゃないよ」と指摘されそうですね。

つまり、ボロアパート(レガシーな会社)に改善を望むより、お金貯めて(実力つけて)セキュリティの良い家(モダンな会社)に引っ越せ(転職しろ)って話ですよね。

家賃が高いところは住民の質も高いらしいですからね。(空き巣の例え無視)